バックナンバー

社長コラム
バックナンバー一覧はこちら
コラム36 奥様は・・・・ 2012.5.11

学生時代からの付き合いである家内とは、かれこれ35年近くの仲です。
こんなに長くべったりと同じ空間を共有しているわけですから、影響が無いわけがありません。
私の遺伝子型(G)は、彼女という環境(E)の影響を受けて、今のような表現型(P)として認識されているわけです(社長コラムNO.2ご参照)。
というより、「おとめ座」「猫族」「うちなんちゅ」という強烈かつ超優性の遺伝子を多数有している彼女が、私の人格形成に計り知れない影響を及ぼしたのでしょう。
当然ながら、最近の私の言葉にも、これまでの彼女との体験・経験が色濃く反映されています。


1.

『腹決め』:アントワープ事件
栄養系種苗ビジネスは、生鮮物を扱うわけですから、時々刻々と変化する品質特性を有する苗を前にして、「思考停止」「時間の浪費」は許されません。
雨あられと降ってくる無理難題に対しても、くよくよ考えずにテキパキと対応すること、アクションが肝要です。
それを私は『腹決め』と呼んでいます。
『腹決め』で思い出されるのは、オランダ駐在時代の『アントワープ事件』です。
アントワープはベルギー第2の都市、1920年にはオリンピックも開催しています。
オランダ国境に近いこともあり、週末となると、食事が不味いオランダ人が大挙して押しかける街としても有名です。
ある日曜日、突然に、『アントワープに日本人が経営する寿司屋さんがあるみたいだから連れて行け!!!』との指令が出ました。
どうやら、近所の日本人駐在員の奥様から聞いた話らしいです。
当然ながら、住所や電話番号などの情報は一切ありません。
もちろん、当時(1990年台後半)は、カーナビもありません。
本人は「猫族」ですので、我侭気まま、『♪元気ないときゃ腹減った時♪』という風情ですが、『お腹が空いた』を通り越すと、『凶暴』になるのがいつものパターンです。
『凶暴』になると犠牲者(たいていは私)が生まれるので、『腹決め』をして車を出しました。
私は今でも日本国内でカーナビなしで運転しますし、そして、従業員の皆さんに『まずは、行動・アクション』を強要しがちですが、それはおそらく、当時の経験がベースにあるものと考えます。
とにかく、ブリュッセルへ向けて車を飛ばしてアントワープで高速を降りて、様々聞きまわって(通行人、警察署、ブティック・・本当に大変だった!!何時間かかっただろう・・)、ようやく、目指すお寿司屋さんを探し出しました。
その後、そのお店で、彼女が採った行動は・・・
なんと、『付け出し』に出された酢の物が気に入ったのか、大皿で酢の物を大量に注文し、しかもそのお酢をゴクゴクとがぶ飲み(まるで猫が水を飲むように!)した挙句、急にお腹が痛くなり(当然だけども決して口に出してはいけない)、結局、お寿司は食べられずにロッテルダムまで戻ってきました。


紙面が尽きました。
以下、次号に続きます。(なお、あまりにビビッドなので英文は無し、です。)



2012年5月

代表取締役社長 清水 明


With Best Regards,

Akira Shimizu

前の記事を読む 次の記事を読む

Copyright 2016 Japan Agribio Company,Limited,All Rights Reserved.