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コラム50 私の宝物 〜その3:農学部長岩田先生のお言葉〜 2012.12.7

「私の人格形成に大きな影響を及ぼした宝物」をご紹介していますが、前回の「生物学」、には沢山の反響・お問い合わせを頂きまして、有難うございます。
第3回は、その「生物学ばんざい!」少年が、生物学への道を諦めた、悪夢の大学時代の宝物のお話です。

先日の朝日新聞土曜版「be」の中で、山下達郎さんが、「高校時代の経験はトラウマでよく夢に見る」と書いていらっしゃいましたが、まさしく、私も、「大学の卒業間近に追試をたくさん受験して苦しんでいる自分」という、同じ夢をよくみます。
それは、九州の田舎から生物学を志して上京した少年が、

(1)理学部生物学科に進学するには、教養学部(駒場)での2年間で、とてもよい成績を収める必要があるという事実に接し
(2)生物学への想いと、現実との間の納まりがつかないために、将来への展望が開けず
(3)結果的に、アナーキーな応援部という集団に属しながら(それはそれで楽しい日々でしたが)、悶々とした毎日を送る事になった

ことが背景にあるもの、と考えます。(この辺の状況は、コラムNO.24「文京区弥生」をご参照)


そんな少年も、やっとの事で単位を獲得してなんとか卒業できたのは、農学部農業生物学科育種学研究室の中島先生・武田先生のおかげです。
この偉大な育種学者お二人への感謝の念は、30年間忘れたことはありません。
それと、少年の心に残っているのは、農学部卒業式での当時の農学部長・岩田先生(園芸学)の祝辞です。
それは、「大学時代に勉強した人は、勉強したことを社会で忘れずに活用して欲しい。大学時代に勉強しなかった人は、遅くはないから、社会に出て必死で勉強して欲しい。」というお言葉です。
当然ながら、少年は後者ですから、そのお言葉どおり、社会に出てから必死に勉強したのでした。

そして、30年後に少年が気づいた事は、「現場の事実確認が最大の勉強」である事実です。
有難うございます、岩田先生。

最後に、当時の少年の挫折の日々を知っている小物達をご紹介して、失礼する事にします。

小物1:週刊「ベースボール特別号(東京六大学)」
当時は、野球部や応援部の写真が掲載されていました。
小物2:岩崎宏美ファンクラブ会員証
大学1年生の時にデビュー。白木屋(当時)での握手会に行きました
小物3:学生服(俗に言う学ラン)
結構高かったなあ!
小物4:リリーズのサインが入ったフランス語教科書
Nプロ新人寮(国立市)で家庭教師をしていた応援部同期の友人に連れていってもらった事がある。
小物5:キングレコード「神宮の華:六旗の下に〜東京六大学校歌応援歌集〜1985年」
1年生の時に、文京区音羽町のスタジオでの録音に参加した事を記憶しています。ネットでは1998年版のCDが高価格で取引されています。
小物6:スネデカー&コクラン著「統計学」
これも超お高い教科書でしたが現役です。

今回も超プライベートな内容のため、英文はありません。
私の宝物シリーズは、次回第4回が最終回です。



2012年12月

代表取締役社長 清水 明

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