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育種のトビラ
第22回:植物のトビラ!?

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今回の 育種のトビラ では、新しい育種ターゲットと新プロジェクトについてご報告いたします。(2009年11月20日)

◆ルックッキング2 その後

ルックッキング2とは、見て良し食べて良しのコンセプト第2弾。オクラに続く新ターゲットのことだ。

 

幸い正逆交雑ともに稔性高く、問題なく種子が採れた。正逆交雑とは、仮に選んだ親をA、Bとすると、A×BとB×Aの両方の組合せという意味だ。こうもあっさりと採種できてしまうと、少々気持ちが悪い。なぜならえてしてこういう場合には、誰かに先を越されていることが多いから。

 

もちろん日本で売られている品種については調べたけれど、海外の品種すべてをチェックしたわけではない。だから外国では、既に目標とした形質を持った品種が存在するかもしれないのだ。もし先を越されていることが後で分かったとしても、どうするかはその時に考えることにしようと思う。まあそうは言っても、実際のところ全く同じ品種を育種することは不可能だし、良く似ていても探せばどこかに違いを見つけられるはず。ここはまだ躊躇せずに、自分の直感を信じて突き進むところだ。

 

さて、採れた雑種の種子はどちらの組合せも11月5日に播いた。雑種との比較のために、しっかり両親も同時に播いてある。さあ、この後どうなるか。

 

両親の良いとこ取りになれば良し、悪いとこ取りになったらなったで面白い。

発芽の様子の写真

雑種の発芽は良好♪

◆毎日新聞社「本の時間」

「本の時間12月号」、毎月15日頃に書店に並ぶ毎日新聞社のPR文芸誌だ。中身は、連載小説に加えて新刊本についての対談が主。12月号は既に書店に置かれているわけだが、なんと今回は、いとうせいこうさんと私の対談の一部が掲載されているのだ。内容はもちろん植物について。

 

じつは今、来春発売予定の対談本の収録が進んでいる最中なのだ。毎日新聞社としては、宣伝も兼ねながら読者の反応を見ようということらしい。

 

対談本というのは、ある日突然こんなのどうだ、というように作るものだとばかり思っていたので、私的にはかなり意外な展開。なんだか描きかけの中途半端な絵を、突然みんなに見せなきゃならなくなったみたいで、妙に恥ずかしい。まして対談自体が初めての経験でもあるし・・・。

 

私の役回りはとにかく、育種のトビラの世界にとどまらずに、読者にとって植物のトビラのような本にすること。植物の世界についての新鮮な話題を目いっぱい提供することだ。

 

だから今の気分は・・・

 

フレッシュ! フレッシュ! フレーッシュ♪

育種のトビラを開けて♪
まさかの話を聞かせてあげる〜♪

「本の時間」毎日新聞社の表紙

「本の時間」毎日新聞社

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