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育種のトビラ
第31回:ルックッキング2 & 『植物はヒトを操る』番外編

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今回の 育種のトビラ では、ルックッキング2のその後についてご報告いたします。(2010年8月20日)

◆ルックッキング2(まだ内緒)

もうとっくにF2集団の選抜は終わっているのだが、結論から言うと、帯に短し襷に長し。私の予想に反し、両親の(正確にはおじいさんおばあさんの)良いとこ取りの個体はただの1株も出現してくれなかったのだ。F2世代で必要十分な個体数を確保しても、こういう残念な結果になることは、まあ珍しい話ではない。こんな時にはさっさと気を取り直して、次のF3世代に望みを託すに限る。

育種の教科書的には、F2で有望個体が選抜できるはず。しかし現実には、育種目標のイメージに近い個体が得られるのはF3世代になってしまうことも、かなりの頻度で起こるものなのだ。

ってな訳で、ただ今F3の種子をちょうど採り始めたところだ。

◆本の時間8月号(毎日新聞社)

写真:本の時間8月号の表紙

『本の時間』は、毎日新聞社のPR文芸誌。なんと今月号には、6月8日に行われた『植物はヒトを操る』刊行記念トークショーの内容が、大きく紹介されているのだ。内容は、『植物はヒトを操る』では紹介しきれなかった話が盛りだくさん。その他、惜しいことに対談時には話題にあがらず、今思えばぜひ本に入れたかったような良い話もあったり。

決して専門的な話にまで深入りしなくても、多くの人に興味を持ってもらえる植物の話はまだまだ尽きないもんだ。この発見が私にとっては一番の収穫になった。


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